リージョンとアベイラビリティゾーン

両者の違い

リージョン

 データセンタがある大きな地域を一纏めにしたもの。

具体例(AWS

  • アジアパシフィック (東京)
  • 米国東部 (バージニア北部) etc...

アベイラビリティゾーン

 リージョン内に複数ある、大体データセンタ単位の纏り。
リージョンによって選べるアベイラビリティゾーンが決まっている。

具体例(AWS

  • ap-northeast-1(東京リージョンで選べる)
  • us-east-1(米国東部リージョンで選べる) etc...

存在理由

 そもそも、サーバーが1ヶ所にしかないと、そのサーバーに問題が生じると、サービス供給を停止せざるを得ない。

 リージョンが分かれていることで、一つのリージョンが災害などで使えなくなっても、他のリージョンは影響なく使える。

 アベイラビリティゾーンを複数利用してサーバー構築しておくと、一つのアベイラビリティゾーンが利用不可となった場合も、サービスを継続運用することができる。

実際にサーバー構築する場合

 リージョンを選択⇨アベイラビリティゾーンを選択。
 距離が近いリージョンの方が応答速度が速いため、日本でサービスを公開する場合、東京リージョンが選ばれることが多い。